2022/7/23
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超!短納期のシャフト修理依頼 |
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お客様が正午直前に慌てた様子で来られたので話を伺うと、 『飲料メーカーの機械部品(シャフト)が折れて商品が製造できずメーカーさんがかなり困っている。大至急で製作して欲しい!』 とのこと。 持ち込まれた小さなシャフト。 写真にあるタイミングプーリーとピニオンの他に軸受が このシャフトに組み込まれます。 製作部品としては小さな軸が1本。 見た感じスケッチをしてすぐに製作できる内容だったので、 『すぐに作りましょう!』 との返答をすると、 『できれば15時までに引き取りたいのですが・・・無理言って申し訳ないですが・・・』 ・・15時!!!! 短納期対応は、 『時間厳守のために絶対にミスができない』 という中での加工・製作になるので通常以上に集中して対応しているのですが、 数時間での対応となると段取り替えだったり、スケッチが必要だったりと実際の加工時間はほんの少ししかなく、更にかなり気合を入れて全力集中しないと対応できません(と筆者は思ってます)。 しかし、お客様が困っているのであれば一刻も早く復旧できるように精一杯お応えするのが牟田鉄工の責務と考えているので今回も全力で対応させて頂きました(^^)/ 現物をスケッチし、公差を聞き(今回公差が組み込む相手穴±0.005mmとのこと^^;)、大至急で加工しました。 材料もストックしている材料で衝撃や折損に強い材質の物が丁度あったのでそれを使用しました。 大至急でスケッチ&製作したシャフト。 外周+キー溝+端面タップ穴加工。 寸法もバッチリ公差内に収まりました(^^) 超特急で加工して無事に15時までに完成することができ、お客様にとても喜んで頂きました(^^) 特急対応は大変な事も多いですが、達成感とお客様からの『ありがとう』が何よりも嬉しいのでこれからも精一杯頑張りたいと思います(^^) |
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