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2025/12/30
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特殊なストレートベベルギア製作②自社歯切→ギア軸製作 |
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牟田鉄工で初トライの『すぐ歯傘歯車(ストレートベベルギア)製作』。 資料を色々と揃え、牟田鉄工で対応可能な加工方法・手順を頭を捻って考え、刃物や治具を色々と用意して慎重に慎重に、丁寧に丁寧に加工しました! オリジナルで加工したのもあって加工中の段取りや加工方法はお見せできませんが、最初から最後まで工程はかなり長かったです(^^;) そして無事完成した写真が以下になります。 軸に焼き嵌めして組み込まれた傘歯車。 自社で軸を製作し焼き嵌めも自社で実施。 台形の左ネジも良い感じで切れてます(^^) ![]() かなり良い感じですぐ歯傘歯車になっています! 傘歯車の焼き嵌めも良い感じで組めました(^^) ![]() もう一方の軸付きの傘歯車。 こちらは一体物で製作。 ![]() 傘歯車っぽいですね~!良い感じです(^^) ![]() ちゃんとギアになっています(^^) 歯の加工時は失敗しないよう慎重に慎重に加工しました。 ![]() 軸付きのギアも焼き嵌め軸のギアもどっちも外径の大きさに合わせてモジュールの大きさを変えています。 今回の装置に組まれた際の噛み合い角度(イメージ) 90°よりも鋭角でこんな感じになります。 ![]() 噛み合いに関しては、自社で切った歯がきちんと噛み合っているか正確に確認する必要があるので、その角度に合わせたブラケットや軸受を製作し、それらを組んでできた装置(嚙み合い確認ゲージ)に入れて確認。 それを歯車の焼入れ前と焼入れ後に実施。 すると焼入れ前(=歯切り直後)も焼入れ後もかなり良い感じで嚙み合っているのが確認できました!! 正直めちゃくちゃホッとしました(^^;) 焼嵌めの際も焼入れした歯の硬度を落とさないよう、保有している恒温乾燥炉で低温で加熱して慎重に焼嵌めを実施。 その結果、焼嵌め後の硬度は焼嵌め前と変わっていませんでした(^^)/ 今回はゼロから傘歯車を作るという初の試みでしたが、全員のチカラを合わせて傘歯車と軸の製作ができ、無事納品することができて良かったです。 今年も新規のお客様を含めて様々なお客様から頂いた色々なミッションに対して精一杯対応させてもらいました。 難しい加工も多い中、職人さん達が日々成長しているのを感じることができ、来年に向けて頼もしい限りです(^^) この調子で来年も精一杯頑張ってまいります! ☜次へ 前へ☞
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