「今よりもっと」をカタチに。
牟田鉄工有限会社
 
 
 
 
 
 
2025/9/8

巻取装置製作③主軸&カウンター周り製作

コイル巻取装置の主軸周りと回転表示カウンター部を製作していきます(^^)/
 
主軸に付くパーツとしては、
 
・モーターからの回転を伝えるプーリー
・巻取部分が取り付く面盤
・「今何回転目?」を表示するカウンター部
 
になり、この中でも回転を表示するカウンター部は意外と手間がかかりました(^^;)
 
 
このカウンターですが、お客様に聞いたところ、
 
『アナログ式のカウンターが使い勝手が良い』
 
とのご要望を頂いていたのでオーソドックスなタイプのカウンターを取り付けることになりました。
 
 
主軸にピローとプーリーを仮で付けた状態。
コイル巻取装置のベースができたのでプーリー等を設置。
 
 
モーター側のプーリーと主軸側のプーリーの位置を合わせます。
ベルトプーリーの位置関係を調整。
 
 
カウンターをこんな感じで設置します(左上)
アナログ式で主軸の回転と同期させます。
コイル巻取装置のカウンター部分を設置するための土台を製作。
 
 
取り付け位置を確認後のフライス加工。
タップ立てや掘り込みを行い各パーツが取り付くように加工。
カウンターを置くために取り付け土台にフライス加工を実施。
 
パッと見はこんな感じです(^^)
最終的にはこの掘り込み具合を何度も調整しました(^^;)
コイル巻取装置の回転数表示にスプロケットを利用。
 
 
主軸の回転数とカウンターの計測を同期させる為、このようなカタチになりました。
それと主軸奥に見える丸い形状物はコイルの巻取部分が取り付く面盤になります。
コイル巻取装置の大体のカタチが出来上がったので調整作業に突入!
 
何度も『取っては組み』を繰り返し、チェーンの角度に合わせて更に掘り込みを深くしたり、スプロケットの幅方向にもう少し余裕を持たせたりの加工を行って調整しました。
 
また、写真の時点は未加工ですがチェーン長さをある程度まで調整してスプロケットに取り付けたら、チェーンを張るためのテンショナーを主軸のピロー部にそれぞれ現物合わせで設置しました(^^)/
 
これで基本的にはパーツは集まったので次は仮り組み工程に入っていきます!