2022/5/18
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材料搬出&投入装置の設計・製作③移動レール関係 |
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数百キロにもなる装置をスムーズに出し入れするにはタイヤ(車輪)を付けるしか方法が無いのですが、今回は『キャスター(高荷重用)』を使って動かす事にしました(^^) でもまずはその前に土台のレール作りを先にする必要があります。 なぜレールが必要か??? それは現場に設置する場所に角パイプ等が地面上に組まれているので平面上で装置を出し入れできないためです(^^;) なので角パイプをかわした高さで現場にレール(固定側と移動側)を設置し、その上で装置が出入りできるようにします。 それで!! その際にとにかく難しいのが『レールのピッチを正確に出すべし!』になってきます。 と言うのも、タイヤは6個もあり、更にレール溝とタイヤ幅のクリアランスを2.5mmで設計したのでレールが曲がっていたりピッチの平行度が出てなかったりすると装置に付けたタイヤ6個のどれかがレールの横壁に当たって装置が止まってしまいます。 クリアランスをもっと取ればそこまで神経使わなくて良い話になりそうですが、余裕があり過ぎると移動台が踊りまわって逆に安定しなくなるので大変にはなりますが上記の設計で行きます! ・・・・・文章で説明すると難しいデスネ(^^;) とにかく! 『レールピッチの直線度と平行度が1mm以内』 『レールのピッチ自体の誤差も1mm以内』 『取り付けるタイヤ6個の直線度と平行度とピッチ誤差も1mm以内』 を狙って、レールの固定側と移動側とタイヤ6個の直線度と平行度とピッチ全部をドンピシャでトライします!!!! 移動側のレールになる構造物。 小さく見えますが、横幅0.9m、長さ2mあります。 移動側と同じように固定側のレールも製作。 移動側と大きく違うのは、移動側が下にフリーのキャスターを6個付けているのに対して固定側はアンカーボルトを打つ足を8個付けています。 定盤上で正確に90度と平行度を出し、丁寧に丁寧にそれぞれ組み上げました。 気になる製作後のレールピッチの直線度、平行度、誤差ですが、設定ピッチに対して 固定側:全て±0.5mm 移動側:全て±0.5mm 程度の誤差で作る事ができました(^^)/ 予想以上で上出来です! レールのピッチが確定したので次は台車のタイヤピッチを合わせていきます。 移動装置をひっくり返してタイヤ=キャスターを取り付け。 キャスターはフリーでは無く固定タイプを使用。 これも丁寧に正確にピッチを平行度を合わせました(^^) 確認する方法は実際にレールに乗せてスムーズに動くかどうかでしかありませんが、それぞれのピッチがドンピシャで出すことができたので上手く動いてくれる可能性大です(^^) |
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