「今よりもっと」をカタチに。
牟田鉄工有限会社
 
 
 
 
 
 
2022/5/3

小っっっっっっちゃいスプロケット加工

かなり小さなスプロケットの加工依頼(内径、キー溝、セットボルト)をお客様から頂きました(^^)
 
加工内容自体はごくごく普通なのですが、何せ小さいため難易度が一気に上がります。
 
 
スプロケットの素材。
300のノギスと比べるとその小ささが分かります(^^;) 
小さなスプロケットの内径・キー溝・タップ穴加工実施。
 
小さい品物を加工をされている方からすれば大したこと無いサイズかもしれませんが、
 
牟田鉄工の普段の内容では今回の加工内容はかなり小さい部類に入ります(^^;)
 
 
穴径はΦ10mm(h6)、キー溝幅は4mm(js9)、セット穴はM4mmの2ヶ所になり、
 
特に難しかったのが4mmのキー溝加工です。
 
 
普通、貫通穴のキー溝加工はブローチ盤で加工しているのですが、対応できるキー溝幅が5mm~28mmなので今回はスロッターでの加工になります。
 
・・・仮に4mmのブローチの刃があったとしたら、そのやとい(穴径Φ10mmに入るやとい)は極端にペラペラな物になるんでしょうね(^^;)
 
 
内径加工後、ケガキ線を入れスロッターにスプロケットをセット!
荒削り⇒仕上げの順で行きます(^^)/
小さなスプロケットのスロッターでのキー溝加工は、切粉の量こそ少ないものの加工難易度は普通のサイズに比べて遥かに高いです。
 
・・・う~む。。。小さい。。。
 
そもそもケガキ線を入れるのでさえ一苦労しました(笑)
 
 
手砥ぎのバイト(刃物)がスプロケットの内径に当たりそうです(^^;)
バイトをもっと細く砥ぐ事は可能ですが、反対に剛性が落ちてしまうので
安易には小さくできません。 
スロッターで加工するバイトのサイズをスプロケットの内径にギリギリ入るまで丁寧に擦り込みました。
 
 
慎重に慎重に加工。
無事にキー溝加工は乗り切りました! 
小さなスプロケットにスロッターで丁寧にキー溝加工実施。
 
キー溝加工後、セットボルト穴(M4を2ヶ所)を立ててスプロケットは完成しました(^^)/
 
 
小さなスプロケット、加工完了です!! 
小さな小さなスプロケットの内径・キー溝・タップ穴加工が無事に完了しました!
 
機械加工で削った量はほんの少しで、加工時間よりも段取り時間の方が圧倒的に掛かりました(笑)
 
とにかく今回も無事にミッションクリアできて良かったです(^^)