「今よりもっと」をカタチに。
牟田鉄工有限会社
 
 
 
 
 
 
2021/11/8

スリップリングの外径仕上げ加工

お客様から、
 
「スリップリングの外径を仕上げ加工して欲しい」
 
という依頼を頂きました。
 
 
シャフトにスリップリングを組み込んだので、その外周をキレイに仕上げたいとのこと。
 
以前にもスリップリングの外径修正加工は実施した事がある(過去のブログ⇒『スリップリングの修正加工』)のですが、今回のサイズは外径・長さ共に大きく、重量もあり、かなり慎重に加工しました。
  
ちなみにスリップリングシャフトの全長は3mあります(^^;)
 
 
スリップリングの外径を修正加工中。 
集電をするスリップリング外径を組み立て後に仕上げ加工。
 
加工自体気を遣う作業ですが、その前段階での旋盤に段取りするだけでもめちゃくちゃ気を遣いました(^^;)
  
 
キレイに仕上がってます。
スリップリング加工に於いて最も大切なポイントが『表面粗さ』になります。
 
加工時にはお客様の立ち会いがあり、その際スリップリング加工時の大切なポイントや仕組み等を色々教えて頂きとても勉強になりました。
 
 
今回の件は、新品のシャフトに新品のスリップリングを組んでいる状態の物を修正加工する案件だったので、最初の引取り時から最後の納品時までシャフトを傷付けないように細心の注意を払いながらの全く気が抜けない作業となりました。
 
納品持ち込み時にお客様のチェックがありましたが、「OKです!」の合格を頂き、無事ミッションクリアできてホッとしました(^^)