2022/1/23
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JIS規格外!スプロケットのキー溝加工(特急対応) |
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急ぎでのスプロケット内径加工依頼を頂いたのですが、 キー溝がJIS規格外のサイズでした(^^;) JIS規格(新JIS、旧JIS共に)では穴径に対してのキー溝幅が決められているので通常はその規格通りのサイズで図面に指示があるのですが、 たまに規格の幅よりも大きいor小さいサイズを指定される場合があります。 そんな時、牟田鉄工では規格外のサイズのキー溝加工は、 ・ブローチ盤で加工(規格外専用のやといが必要) ・スロッターで加工(やといは必要無いが時間がかかる) で対応しています。 今回はとにかく時間が無かったので、 『ブローチ盤での加工』 を選択し、そのためには専用のやといが必要になるのですが、やといを一から作る時間もなかったので、 今使っているやといを改造 する事にしました(^^)/ ・・・という事は改造されるやといは本来のサイズには対応できなくなるので、時間のある時に改造前のやといと同じものを製作しておこうと思います(^^;) 急いで手描きで原寸を描き、やといの改造寸法を決めます。 フライス盤でやといの溝を修正加工。 やといの溝を修正加工後。 溝幅が大きい&深くなったので、 残りの肉が少しになりました(^^;) スプロケットと改造したやといをブローチ盤に段取り。 こうなるといつも通りの加工になります(^^) キー溝加工後。 やといのお陰で2ヶ共無事加工できました(^^) 短納期でのJIS規格外キー溝加工でしたが、無事に納める事ができて良かったです(^^) |
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