2021/8/25
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大至急でピン製作(食品関係) |
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お客様から、 『食品製造設備のピンが傷んで機械が止まって困っています。大至急で復旧したいのですが、製作可能ですか?』 との連絡があり写真を送って来られました。 写真を見た感じだと製作可能だったので、『対応可能です!』と返事をするとしばらくして現物のピン(傷んでいない分)を持って来られました。 お客様が持って来られた現物のピン。 外径公差が-0.01mmの研磨品でした。 これと全く同じ物を作って欲しいとの事だったので現物をスケッチして材質を検討。 現物の硬度測定や火花テストを行い材質を決定。 ・必要数が数十本 ・外径研磨品※ミガキ材では公差が甘い為ダメ と言う事で、研磨品の素材がすぐ手に入るかどうかが極めて重要になって来ます。 材料屋さんにどこか近場で在庫を持っていないかを問い合わせたところ、福岡の方にある(牟田鉄工からは車で約1時間)との回答があったので急いで引き取りに走りました。 特急対応の際は材料を少しでも早く手に入れる事ができるよう、とにかく動き回って材料を引き取りに行ってます(^^) 材料を持ち帰り後、 ・材料切断 ・旋盤加工⇒中央部の小径加工、片側オネジ加工 ・フライス加工⇒スパナ掛かり、端面タップ穴、中央部にリーマ穴 を大至急で加工。 特急対応で無事に加工を終えたシャフト達。 加工完了後、すぐにお客様に連絡すると、 『もう出来ましたか!とても助かりました!!』 と特急対応を喜んで頂きました(^^)/ |
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