2021/8/9
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ウレタンローラーシャフト折損修理①現物確認 |
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『コンベアプーリーの軸が折れて機械が止まり困っています。今シャフトを外しているのですが至急修理対応できますか?』 とお客様から連絡を頂きました。 電話で話を伺うと、外径にウレタンを巻いたプーリーとの事で、過去の経験から軸を通したパイプの外径にウレタンを巻いているのだろうと予想。 そこで、ローラーは活かし、折れた軸をどうにかして新しい軸と取り換えれば修理できるだろうと判断し、 『現物を見てみないと何とも言えないですが、修理できると思います。』 とお客様に伝えると数時間後に折れた軸を持って来られました。 ただ、現物を見てビックリしました。 ・・・直接(ウレタンを)巻いとる!!! 予想と違いウレタンを極厚で軸に直接巻いていました(^^;) 持ち込まれたウレタンローラーシャフト。 ローラーの外径には勾配が付いていて軸にガチっと巻かれています。 ちなみに右端の軸が折れてます。 困りました。。。 予定していた方法(=軸の入れ替え)は不可能となり、軸をそのまま活かして新しく軸を継ぎ足すしかありません。 ピローの端から折れた軸。 この軸はかなり長い年月使用されていたとの事です。 ピローを取った所。 意外にもピローはすんなり外れました。 折れた軸端側。 タイミングプーリーが軸端に付いていました。 『何とかして修復しておきます。納期も間に合わせます!』 とお客様に伝え、短納期での修理となったのですぐにスケッチ・分解に取り掛かりました。 |
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