「今よりもっと」をカタチに。
牟田鉄工有限会社
 
 
 
 
 
 
2021/5/12

油圧ジャッキ用土台製作(スケッチ&機械加工)

『油圧ジャッキ用の土台』のスケッチ&製作依頼をお客様から頂いたので製作しました!
 
 
現物をスケッチして図面を描き、材料手配~機械加工を行うのですが、形状が独特だったので材料の取り方や加工方法を工夫しました(^^)
 
 
製作した油圧ジャッキの土台。奥に見えるのが現物。
手前の穴はM100xP2のネジ加工をしています。 
油圧ジャッキ用の土台として使われる品物をスケッチして製作。
 
 
面白いカタチをしています。
フライス盤とボーリングで角形状にし、穴の部分のネジは旋盤で慎重に加工しました。
ヌスミ位置等、意外と削る順番が大切になります。 
材質はSS400で、材料の取り方を工夫して削る工程に注意しながら丁寧に加工。
 
重量は約80kgあります。
 
 
ネジ部。
ネジは『M100xP2』(細目ネジ)で旋盤で加工しました(^^)
ここに油圧ジャッキのネジ部を入れ、土台を油圧ジャッキ台として使用するようです。
旋盤で変形物に付いているネジ(M100xP2)をバランスを取りながら丁寧に加工。
 
ヘリカル切削機能が付いた機械が牟田鉄工には無い為、ネジは旋盤で加工するしかありませんでしたが、 材料の取り方を工夫したり、旋盤加工時に丁寧に重量バランスを取ったりして無事加工することができました(^^)
 
少し変わった形状の加工も得意としています(^^)