「今よりもっと」をカタチに。
牟田鉄工有限会社
 
 
 
 
 
 
2021/4/12

砂投入装置部品製作②耐熱塗装+組立

スケッチした後、図面化⇒溶接・機械加工を行った装置部品を塗装して組込みます。
 
ちなみにこの装置は鋳物工場で特殊な砂を流量制御しつつ投入する機械になり、その砂が高温なるということで耐熱塗料を塗布します。
 
 
スケッチして製作したフランジ。
現場で現物をスケッチして図面化、材料手配、溶接、機械加工した鋳物工場で使われる設備部品。
 
 
使う耐熱塗料はコレです!
耐熱塗料でフジ・ガンマー制の600℃用シルバー。
 
この塗料は600℃まで耐えられる塗料になり、今回に限らず牟田鉄工で製作している様々な製品の中でこの塗料を使う場面が意外と多く(=高温下で使われる部品も多々ある)、塗装してから乾燥するまでの時間も早いのでこの塗料は重宝しています(^^)
 
 
耐熱塗料を塗装しました。
見た目は普通のシルバーと何ら変わりません(^^;) 
高温下で鋳物用の砂を扱う為、600℃用の耐熱塗料を塗布。
 
 
完成した軸付き回転仕切り板。
これにスプロケットを組み込みます。 
スケッチ、図面化して材料手配・溶接・仕上げ機械加工を実施した流量制御用ローター。
 
 
フランジにはピローを取り付け。 
フランジのブラケットにはピローを取り付け完成。
 
と言うことで無事に今回も任務完了となりました!
 
機械修理では機械加工能力だけではなく『総合的なチカラ』が最終的には必要になって来るので覚えるのが大変な面もありますが、2人の職人さんも一つずつ経験値を積み色々なカタチを作れるようになって来ていて頼もしく感じます(^^)