「今よりもっと」をカタチに。
牟田鉄工有限会社
 
 
 
 
 
 
2021/4/10

砂投入装置部品製作①スケッチ+加工

『鋳物用の砂を投入する装置の部品が消耗して本来のパフォーマンスが出せていないので早急に作り替えたい。現物をスケッチして製作して欲しい。』
 
とお客様からご依頼を受けたので早速現場へ。
 
 
今回スケッチした装置部品。
結構大きいです。
現場では『正確に、手際良く、短時間で!』のスケッチ力が常に求められます。 
鋳物工場で砂を投入する機械を現場でスケッチ。『スケッチ』は機械修理において最も重要な項目になります。
 
製作に必要になる形状と寸法を現場でスケッチ後、材料を早急に手配。 
 
材料入荷後、各々溶接や機械加工を行い製品にして行きます。
 
 
回転仕切り板を溶接中。 
鋳物の砂を投入する際の投入量を測定する回転体を溶接構造で製作。
 
写真では見えませんが、強度や精度を持たせる為、内部の構造を弊社独自にしています。
 
 
回転仕切り板を溶接後、軸を組み込み旋盤とフライス盤で機械加工。 
鋳物の砂の量を設定する回転体を旋盤加工。
 
 
軸受が取りつくブラケットも溶接後に機械加工。 
現物をスケッチし、溶接構造で新規に作ったブラケットを旋盤をフライス盤で加工。
 
機械加工後、塗装・組込みとなります!
 
『現物スケッチ』は牟田鉄工が最も得意とする分野の一つです(^^)/