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2021/2/6
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YZ-8Cのオーバーホール⑥X方向のナット製作！ |
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YZ-8Cのテーブル送りネジの製作でY方向は完成したので、次はX方向を作ります(^^)/ X方向は、オネジはそのまま使用し、ナットも約１０年前に弊社にて製作・取り替えをしている為にまだ使える状態なので取りあえずはそのまま使用します。 しかし、 『せっかくここまで分解したのならネジの模範ゲージを作って（当時は模範ゲージを作らずにオネジに現物合わせで製作）、同時にナットも作って予備として置いておこう！』 となったので、ナットを製作することにしました。 という事で、先ずはY方向同様に模範のネジゲージを作ります。 ちなみにX方向のネジとY方向のネジはサイズが全く違うので模範ゲージをそれぞれ作る必要があります。 X方向の送りネジの模範ゲージを製作。  模範ができたら、ナットを加工して行きます(^^)/ 現物のナット。 機械が製造された当初から付いていた古い分をスケッチ。  旋盤加工⇒フライス加工で作って行きます。 旋盤加工。 ネジ加工は下穴が小さい上にピッチが大きいので難しいです(^^;) 更に距離が長くて左ネジ！ ネジ切りバイトをいかに上手く作れるかがポイントです！  旋盤加工後にフライス加工。 現物と外周の大きさが何か違う気が・・・  加工は無事に出来たのですが、今回、ナットがギリギリ作れる大きさの素材があったのでそれを加工して行きました。 そうしたら・・・ ４ヶ所の取付穴が破れそうに！！(^^;) 結果なんとか破れずに済みましたが、素材が小さかった為に外周が本当にギリギリでした（笑） まぁ削る前から分かってはいましたが(^^;) しかし見た目は少し悪いですが、実際はきちんと取り付き、機能的にも何も問題が無いので良しとします(^^) ネジも良い感じに切れています。 模範ゲージに合わせるとバッチリでした！  X方向のナットは予備として保管しますが、一通り加工が完了したので次はフライス本体の復旧作業に取り掛かります(^^)/ |
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