「今よりもっと」をカタチに。
牟田鉄工有限会社
 
 
 
 
 
 
2021/2/14

YZ-8Cのオーバーホール⑨X軸&全部組み込み・完成!!

汎用フライス『YZ-8C』のオーバーホール最終編です(^^)/
 
X方向を組み込んで行きます。 
 
送りネジのナットが若干取り付けにくく(取り外した時も同様)、ナットにグリス供給用の細い配管が付いているのですが、ナットを取り外す時に要領が分からずに千切ってしまいました(^^;)
 
 
X方向のナットを取り付け。
ナットが入る空間は絶妙なクリアランスになっています(^^;)
今回ナットは現物をそのまま使用(消耗が少なかったので)。  
YZ-8CのX方向の送りネジ用ナットを本体に頑張って取り付け。
 
千切ってしまったグリス供給用の配管はまだ長さに余裕があったので、奥から引き伸ばして調整すると上手いこと取り付けることができました(^^)
 
グリスもきちんと出ていました。
 
 
X方向の送りネジ部を組み込み完了!
バックラッシュ調整ナットでネジの噛み合いを調整。
送りネジをハンドルと同期させるタイミングが若干難しかったです。 
YZ-8Cのテーブル以外の全パーツが組み込み完了しました!
 
送りネジの両サイドにテーブル用のブラケットを取り付けます。
 
中に入るベアリングの動きが悪かったので入れ替えておきます。
 
 
テーブルを取り付ける準備も完了!
道具が散乱してます(^^;) 
YZ-8Cのテーブルを取り付ける為のブラケットを両サイドに取り付け、テーブルを組む準備完了です。
 
 
テーブルを慎重にフライス本体に装着します。 
取り外していたYZ-8Cのテーブルを元に戻します。
 
テーブル組み込み後、デジタルスケールを丁寧に元の位置に戻します。
 
このデジタルスケールは汎用フライスにとって必需品で、壊してしまうと結構な高額商品の為いつも取り外し・取り付けの際は気を遣っています(^^;) 
 
 
無事にデジタルスケールも元に戻りました! 
YZ-8CのX方向のテーブルに付くデジタルスケールを慎重に元に戻します。
 
ついに㈱山崎技研製の名フライス『YZ-8C』の送り関係のオーバーホールが完了しました!
 
 
無事に元通りに戻ったYZ-8C。
オーバーホールで完全復活したYZ-8C!動きもバッチリです!
 
パッと見は全く変化ありません(笑)
 
組み立て後、実際に動作確認したところ修理前と比べてX方向、Y方向共にかなり滑らかに動くようになり、オーバーホール成功となりました(^^)
 
これでまたこのフライスがこれからジャンジャン活躍してくれると思います(^^)/