2020/9/4
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モーター軸(両頭)の入替:軸の機械加工編 |
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モーター軸の機械加工編です(^^)/ ローター(回転子)から取り外した軸を詳細にスケッチし、クロモリ鋼(SCM材)の調質材が入荷したので旋盤加工に取り掛かります。 ローター取り外し後、詳細にスケッチ。 SCM材(クロモリ鋼)の調質材。 小さく見えますが、φ110mmx長さ1200mmで重さが90kgあります。 スケッチ図を基に旋盤加工を実施。 径で0.01mmのズレが命取りになり兼ねないという気を遣う加工の中、職人さんが気合いを入れて削ってくれました(^^)/ コツコツと経験を積み、職人として日々成長してくれている事は嬉しく、頼もしく、ありがたくあります(^^) 旋盤加工中の軸。 各外径全てに百分台の公差ありの加工です。 旋盤加工後にキー溝加工を行いますが、現物のキー溝寸法を測定して同じように加工します。 現物に加工しているキー溝。 溝等を測定する際に弊社では最初にノギスで測定した後、 ・シリンダーゲージ ・インサイドマイクロメーター ・ブロックゲージ 等を使って測定しています。 今回は、ブロックゲージとインサイドマイクロメーターを使いキー溝を測定しました。 ブロックゲージ。 組み合わせで使い、精度も高く0.01mm単位で測定できます。 組み合わせたところ。 自由に組み合わせられ便利が良いです。 ガタ無くしっくり入りました。 この寸法で加工します。 インサイドマイクロメーターでも確認しておきます。 マシニングでキー溝加工を行います。 キー溝は全部で5ヶ所あり、途中測定しながら丁寧に加工します。 軸は1200mmの長さがありますが、マシニングのテーブルが850mmx2200mmあるのでゆっくり乗ります(^^) マシニングセンターでキー溝加工。 端面にタップ穴加工があったのでボーリングで加工します。 軸が出来上がりました! 次は最終工程の『組み込み』です!! 機械加工でも気を遣いましたが、この組み込み作業はラストにして最も気を遣う作業になるので、気合いを入れて取り掛かります!! |
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