2020/6/9
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研磨機のスイッチを修理してみた! |
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弊社の平面研磨機(岡本製:PSG-84AN)の調子がどうもおかしいということで様子を見てみることに。 すると、 「スイッチ、何かあやしくない??」 ということになったので、操作盤をバラシました。 出来の良い岡本製の平面研磨機。 修理となれば、牟田鉄工の真骨頂です! 徹底的に修理します(^^)/ 操作盤を開けると、やはり色々と線が入ってますね(笑) 余談ですが、リミットスイッチや油圧装置、リレー等を駆使して機械の動きを制御している配電盤って凄いなぁといつも思います。 弊社は普段から装置の設計や修理もしているのでそれなりに理解はしているつもりですが、電気制御はまた専門の分野になるので、 「機械制御って良くできてるなぁ。こんなことができる設計屋さんって凄いなぁ。」 と感心します。 配線から機械の動きが読めるようになったら、今よりもっと面白いんだろうなと思います(^^) 操作盤スイッチの奥側。線が色々と出てきてます。 操作盤の裏を見てみると・・・やはり線だらけ(笑) 操作盤スイッチの裏側。 このどこかにイタズラっ子が潜んでいるはずです! 目視で確認しても全く解りません(笑) ので、テスターを使い導通検査をして犯人を見つけにかかろうと色々とチェックしていたところ、ついに見つけることに成功しました! 一部のスイッチが劣化して悪くなっていたみたいです。 テスターを使って潜入捜査すると犯人を見つけることができました! テスター(下)とはんだ(右)で事件解決を目指します! 犯人は見つかりましたが問題は、 「それをどうやって修理するのか?」 です。 スイッチ自体の修理は流石に厳しいものがあります(^^;) ですが、こんな時が来ることを想定して社長(牟田淳一氏)は前以って「中古で操作盤の同じ機種を探して購入する」という手を打っていました(^^) 社長(牟田淳一氏)が先手を打って探してゲットしていた同型の操作盤。 本機とは若干の違いがありますが、スイッチ類は同じなのでスイッチ移植ができます(^^) 中古の方のスイッチをテスターで確認するとちゃんと動作しています! 両スイッチを切断して、良い方のスイッチをはんだ付けして移植完了! 操作盤に組み戻し、電気を繋いで動作を確認すると・・・・動いた!! テスター&はんだのコンビと、事前準備で解決した修理でした(^^) |
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