「今よりもっと」をカタチに。
牟田鉄工有限会社
 
 
 
 
 
 
2020/7/29

シャーリング修理⑱ピニオン・フライホイール・クラッチ組込み

部品が揃ったのでフライホイール回りを組んで行きます(^^)/
 
 
エキセン軸に大歯車を取り付けた後、
 
・オイルタンク
・ピニオン軸&カバー
・フライホイール
・エアークラッチ
 
の順番に組み込みます。
 
エアークラッチは『小倉クラッチ㈱』さんの『ACSBシリーズ』を使います。
 
オイルタンクの取り付け。
 
 
先ずはオイルタンクが当たる部分にパッキンを塗っておきます。 
シャーリングのオイルタンクに液体パッキン塗布。
 
 
オイルタンク外枠を取り付け。
オイルが漏れないようにしっかりと密着させます。 
オイルタンクに液体パッキンを塗布してカバー取り付け。
 
次にピニオン軸を組立。
 
剛性・精度・寿命を考えた設計を行い、小さな空間に各パーツが詰まってます。
 
 
ピニオン軸。
この軸にフライホイールとクラッチも組み込まれます。 
カラーを駆使して剛性・精度・寿命を考慮した自社設計のピニオン軸。
 
 
ピニオン軸をカバーに組んだ状態。
この状態でオイルタンクに取り付けます。 
ピニオン軸をオイルタンクのカバーに組込み。
 
 
オイルタンク側にパッキンを塗布。
油漏れしないように隙間なく塗って行きます。 
オイルタンクのカバー側にも液体パッキンを塗布。
 
 
ピニオン軸&カバーをオイルタンク側に取り付け。
オイルタンクにカバー取り付け。
 
次にフライホイールの取り付け。
 
フライホイールの中にベアリングを予め入れておきます。
 
 
ピニオン軸とカバー取り付け後、フライホイールを組込み。 
ピニオン軸にフライホイール取り付け。
 
最後はエアークラッチ。
 
 
フライホイールの後、エアークラッチを組み、ピローを入れて完成! 
ピニオン・フライホイール・エアークラッチ・ピローの順番で組立。
 
 
組込むエアークラッチ。
エアークラッチは小倉クラッチ㈱さんのACSBシリーズを使用。一度分解し、ピニオン軸に組込み。
 
このエアークラッチを組込む時にも一工夫入れています(^^) 
 
次はピローと接続し、フライホイールとクラッチ軸を支える土台を製作します!