「今よりもっと」をカタチに。
牟田鉄工有限会社
 
 
 
 
 
 
2020/7/10

シャーリング修理⑮バネが。。。

押え板のバネ受け部の修正が完了したので組んでみます。
 
新作したバネガイド棒を押え板に固定し、シャーリングの上刃受台に組み込み。
 
 
製作したバネガイド棒を押え板に取り付け。 
シャーリングの押え板にバネガイド棒を組み込み。
 
そのあと、現物をスケッチし、作ってもらったバネ(新品)をガイド棒に通してバネ受けの板を取付たらOK!
 
 
という流れになるはずでした。。。(^o^;)
 
 
注文していた新品のバネ。
現物をスケッチしてバネ屋さんに製作してもらった新品のバネ。
 
ところが、バネを通そうとしたところ、またしても!
 
バネが押え板のガイド穴に当たります。。。(^^;)
 
 
バネのサイズは現物と変えていないので、シャーリングの稼働中はここでもバネが変な接触をしながら上下していたと考えられます。
 
バネ・ガイド棒・バネ受けが傷むはずです(^^;)
 
 
ということで、バネが当たる個所を機械加工で削り落します!
 
 
白い部分にバネが当たるので削り落とします。
バネがガイド穴に接触している為修正加工実施。
 
 
ボーリングに段取りして加工。 
シャーリングの押え板をボーリングで修正加工。
 
 
ボーリング加工中。 
バネガイド穴を穴クリバイトで修正加工。
 
色々と無理して組み込まれ、不安定な動きをしていたと想像されるシャーリングですが、問題なく稼働できるように一つ一つしっかり修理・調整していきます(^^)/