「今よりもっと」をカタチに。
牟田鉄工有限会社
 
 
 
 
 
 
2020/5/27

シャーリング修理⑥まずはメンテナンスの基本『清掃』です!

シャーリングの分解が終わったので清掃に入ります(^^)
 
これまでにブログでも何度か書いてきましたが、機械や設備のメンテナンスに於いて清掃はとても大切な作業になります!
 
汚れを落とすことで、
  • 今後の作業がし易くなる
  • スケッチで正確な寸法が測れる
  • 組み込みの際にゴミが噛みこまない
  • 損傷具合の把握ができる
等のプラス効果が出るのですが、その中でも損傷具合の把握は特に大事になってきます。
 
損傷に気付かないまま色々と修理して組み込んでも、使用中すぐにまた壊れてしまう可能性もあるからです。
 
(ToT)/!!!せっかく修理したのにぃぃ!!!
 
となっても時すでに遅しです(^^;)
 
そうならない様、
 
『各パーツが損傷していないか確認』
『損傷していれば適切な処置を行う』
 
ことがとても大切で、その為にも「清掃」は不可欠になります!(^^)
   
 
切断刃(上刃)受台 
シャーリングの上刃受台を清掃。
 
 
切断刃(上刃) 
シャーリングの切断刃。刃が傷んでないか確認します。
 
 
ボルト類も一通り洗います。 
シャーリングのボルト・ナット類も全て洗います。
 
 
切断刃(下刃) 
シャーリングの切断刃。かなり長いです。
 
 
土台。
土台は汚れ大&損傷が色々とありそうです。 
シャーリングの土台。位置調整部分が損傷しています。
 
 
側板(ギアボックス側) 
シャーリングの側板(ギアボックス側)を清掃。
 
 
側板(ギアボックス側)の内面。
下刃受台が乗る部分、かなり怪しい箇所が現れました(^^;)
シャーリングの側板に怪しい箇所が!!
 
 
段々キレイになっています(^^)
シャーリングの清掃(ギアボックス側)。
 
 
エキセン軸。 
シャーリングのエキセン軸。エキセンが両側に付いてます。
 
 
エキセンのボスを勾配キーで軸に固定しています。 
シャーリングのエキセン部。勾配キーが何か怪しいです・・・
 
損傷している箇所が無いかを確認しながら全パーツを清掃して行きます(^^)