「今よりもっと」をカタチに。
牟田鉄工有限会社
 
 
 
 
 
 
2020/1/21

プーリー軸修理②とても大切な作業です。

機械の修理をする上で、
 
「何が原因で壊れたのか?」
 
を知ることはとても大切な部分になります。
 
・部品の寿命だった?
・突発的な衝撃を受けた?
・設計に無理があった?
 
など、機械の修理をする際は、現物の状態や使用者の話から考えられる原因を探る作業を毎回しています。
 
折角同じように元通りにしても原因によってはまたすぐに壊れることもあり得るからです。
 
それでは修理した意味が無くなってしまうので、そうならないように事前に原因を調査し、場合によっては機械の構造を改造し、確実に動くように修理・改造しています。
 
 
現状から壊れた原因を探り、
修理の内容(形状・寸法等)を決めていきます。
 
今回の修理は元の形状が解らない箇所もあったので、酷く傷んだ部分や簡易修理した形跡などから壊れた原因を推察し、それらに加え、組む順番などから本来の形状を推察しました。
 
この作業を終えてからようやく修理の内容の詳細(形状・寸法等)を決めることができます。
 
新品スタート時の形状が解らない修理も多いのですが、動き方・構造・原因などから総合的に判断して形状を推察し、
 
「とにかく確実に動く状態での復旧!」
 
を常に心がけています(^^)