「今よりもっと」をカタチに。
牟田鉄工有限会社
 
 
 
 
 
 
2019/8/16

油圧配管の取り替え工事であの配管が再び活躍!!

「油圧の配管から油が漏れているので、配管の補修をお願いします」
 
とお客様からの依頼を受けて現場を確認したところ、銅管に穴が開いて油が漏れていました。
 
オープンな場所で障害物等が無い状況での穴埋めだったらそのまま補修できたと思いますが、
 
 ・高く作業スペースが十分に確保できない場所にあり、 
 ・配管が曲がりくねっていて、
 ・上下に走るガイド棒の中を配管が通っていて、
 ・そのガイド棒の真横付近で油漏れしている。
 ・また、一旦工事に入ると数時間での復旧が必須となる。
 
という状況で、そのままの補修は不可能と即決まりました。
 
 
2本の配管がガイド棒の中を貫通して設置しています。
 
配管がダブルで通っています。 
 
既設の配管は現場で炙って曲げてをしながら設置したと思われます。
 
 
会社に戻り、解決策を話し合います。
 
補修は不可能となったので、残るは「配管取替」しか方法はありません。
 
しかし、作業スペースが確保できない場所で銅管2本をピンポイントで炙って曲げてを短時間で行うにはリスクが高過ぎます。
 
都合の良い方法は何か無いものか・ ・ ・
 
 
 
 
!!!!!
 
 
 
 
「もはや今回はアレしかない!!」
 
 
アレというのは以前、「ホワイトメタルの補修」の際、高圧用の配管が自由自在に取り扱えた、
 
『ニッタ・ムアー』さんの「リューザブル継手(ねじ込み方式)」
 
 
 
今回はこれで行こうと決まりました!
 
ホースと金具類を一式取り寄せ、現場に出向き既設の配管を外し、自在継手を組み込みます。
 
さすがにトントン拍子では終わらず苦戦はしましたが、かなり良い感じで取り替えられました!
 
 
配管を無事に銅管からリューザブル継手に取り換えられました(^^)
 
収まり具合もバッチリです(^^)v 
 
取り替えは上手く行き、作業時間も予定範囲内に終われたので一安心しました。
 
後日、お客様から使用状況を伺ったのですが、
 
「油漏れは全く無く、油圧機器も正常に動いています」
 
とのことでした!
 
今回も無事に任務完了でき良かったです(^^)