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2022/8/7
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バケットコンベア駆動軸修理（特急） |
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『バケットコンベアの駆動軸に亀裂が見つかったので大至急製作して欲しい』 とお客様から修理対応依頼の連絡が入り現物の軸を持って来られたのですが、持ち込まれた軸を見てビックリしました(^^;) 持ち込まれたバケットコンベアの駆動軸。 最大径はΦ１３０ｍｍ、全長１６００ｍｍ。 写真右端部分が・・・・  上の写真で右端が減速機側になるのですが、かなり曲がっていました(^^;) キー溝も『ぐにゃっ』と曲がり、根元には完全に亀裂が入っています。 減速機側軸部が曲がってキー溝も大きく曲がってます(^^;)  その根元にはハッキリとした亀裂が入ってます。  相当な負荷がこの軸に掛かった為に曲がったんだと思いますが、この太さの軸をここまでねじるとは・・・・使われているモーターのパワーたるや恐ろしいものがあります(^^;) ここまで曲がった原因も気になる所ですが、早急に同じ物を作って欲しいとのことなのでスケッチに取り掛かります。 現物の軸をスケッチして寸法を確定し、 旋盤加工⇒ボーリング加工（軸端のタップ穴）⇒フライス盤（キー溝）加工 の順で加工します(^^) 旋盤加工とボーリング加工は職人さんにしてもらい、フライス加工（マシニングセンターでキー溝加工）は筆者がバトンタッチして削ります。 旋盤加工では各段、百分台の公差ばかりでしたが職人さんが気合を入れて一生懸命削ってくれました(^^)/ 筆者も気合を入れてマシニングでキー溝（計３ヶ所）を加工。  それにしても中央部のキー溝、なかなかに長くて 幅：３２ｍｍ、長さ：７５０ｍｍ もありました(^^;) 無事に駆動軸が完成しました！  左右の軸端部と中央部にキー溝加工があるのですが、 やはり中央部の溝が大きくてインパクトがあります。  職人さんの頑張りもあってお客様の希望納期通りに納品する事ができ、特急対応を喜んで頂きました(^^) これからも急な依頼にも精一杯対応して参ります！ |
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