2022/7/30
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大きな半割れメタル製作依頼①前加工&はんだ付け |
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『ホームページを見て連絡しました』 とありがたいことに県外の方から連絡を頂きました。 ホームページを見てからのご連絡はホームページを作ってる身として本当に嬉しい限りです(^^) 内容としては、 『半割れメタル』の製作は可能でしょか?材質はLBC(鉛製銅鋳物)になります。 というものでした。 半割メタル(割れメタル)は滑り軸受の一つで過去に何度か製作した事があるので 『製作可能です』 とお応えすると見積りをして欲しいとの事で図面を送って来られたのですが、 ・・・・なるほど。大きいデスネ(^^;) 今まで加工してきた半割メタルからすると倍はあります(^^;) いきなり初見でこの大きさだと躊躇していたと思いますが、これまでに半割メタルを作って来た経験のお陰で対応可能と判断。 過去何度か書いて来ましたが、半割メタルの製作の中で最大のポイントは、 『はんだ付け』 になります。 その為、サイズが大きくなると必然的に難易度があがります。 見積り回答を送ると、後日『製作お願いします』とのご連絡を頂きました(^^)/ さっそく材料を手配し、待つこと約半月。 材料が届いたので前加工を行い、最大のポイントである『はんだ付け』に参ります!! 半割メタルのはんだ付け前加工完了。 300の直尺と比べるとなかなか大きいです(^^;) 専門ではんだ付けをされている会社様からするとこのサイズは普通なのかもしれませんが、牟田鉄工では大きな部類に入るので気を遣います(^^;) 接地面と端面を加工。 はんだ付けの時にここをしっかり合わせます! 半割れ同士の2個を並べてバーナーで加熱。 サイズが大きいのでなかなか温度が上がりません(^^;) タイミングを見計らいながらはんだを投入し、素早く接着! 大きい分かなり加熱しているのでめちゃくちゃ熱かったです(^^;) 最短時間でササっと接着しないと変な位置で固まってしまうので何度はんだ付けをしてもこの瞬間は最高に緊張します。 また、サイズが大きくなると重量が増えるのではんだがしっかり付いていないと加工中に遠心力等で外れる危険があります。 その為小さなサイズの時よりも更に慎重に丁寧にはんだ付けをする必要があるので気を遣います(^^;) ぶっつけ本番でしたが上手く付けれました(^^) 組んだら簡単に持てない位にかなり重たくなりました(^^;) 今は亡き前会長(牟田憲一氏)にはんだ付けを伝授してもらっていたお陰で今回も無事に半割メタルのはんだ付けをするができました! この後は加工を慎重に行っていきます(^^)/ |
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