2021/12/31
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職人『川﨑拓哉』、職人『金子哲』 |
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牟田鉄工が日頃させて頂いている仕事内容(機械加工、機械修理、設備オーバーホール、機械の改造、その他製作物等)の中でリピート対応品は現在1~2割程しかありません。 残りの8~9割、つまりほとんどの仕事内容は毎回違った形状(違った加工内容、修理内容)になる為、職人として全行程を正確・迅速に対応できるようになるにはかなりの経験(5~10年スパン)が必要となって来ます(^^;) 入社してすぐの頃は安全な機械の扱い方を教える事からスタート。 操作方法を覚えても最初は削るだけで精一杯で、迅速な加工ができる=機械を自分の思うようにコントロールできるようになるまでには多くの失敗や機械に遊ばれたりを繰り返しながら地道に一つ一つ教えて覚えてを体に染み込ませて行きます。 それを旋盤、フライス盤、ボーリング(横中ぐり盤)、スロッター、セーパー、他の機械で同時並行で行うので、正直なところ効率としてはめちゃくちゃ悪いと思います(^^;) ですが牟田鉄工では、 『一人の職人が多種類の機械を使いこなして仕事を完結させる』 のを目標としており、たとえ効率が悪くてもそれを補えるようにフォローをして一つずつ覚えてもらっています。 そして、 職人として地道に覚えた経験はいつの日か必ず大きな花が咲く! という信念を持って教えています(^^) 牟田鉄工で働いてくれている二人の職人、 『川﨑拓哉』、『金子哲』 も日々一つ一つを経験して様々な加工に挑戦しています(^^) 職人『川﨑拓哉』 機械を自分の思うようにコントロールできるようになってきました! 色々な形状の加工実績も増えました(^^)/ 『確実性』が高い職人で、色々な加工をほとんどミス無く一つ一つを確実にクリアして来た経験は大きく、加工スピードも上昇中。 この先今以上に増えると思われる単品・短納期対応にそのチカラが発揮されるのを期待しています(^^) ボーリング加工でも色々な形状の品物を削って来ました。 川﨑拓哉 作。 旋盤・フライス盤・横中ぐり盤を使って加工した中空シャフト。 工程が長い上に短納期で、途中一つのミスも許されない、 緊張感のある仕事でしたがよく削ってくれました(^^) 職人『金子哲』 一つ一つの機械の操作方法が身に付き段々と使いこなして来ました! 新しい機械も随時習得中。 『空間認識能力』が高い職人で、複雑な形状でも三次元の形で認識できる為フライス加工では特にチカラを発揮。 単品加工物も多く、様々な加工形状を削ってきた経験も増えているので、手元が速くなれば加工対応できる範囲が一気に広がります(^^) スロッターで内径キー溝加工。 教えながらの加工でしたが、丁寧にキレイに加工できました。 金子哲 作。 キー溝が付いたボスの加工。 旋盤とスロッターで加工しましたが、スロッター加工は 教えながらも丁寧・正確に公差内で加工できました(^^)/ 2021年、色々と大変な年でしたが全員の力を合わせて無事に乗り切る事ができました。 二人の職人の成長は牟田鉄工にとって頼もしく、教えて来た筆者としてもとても嬉しく思える一方で、まだこの先の伸びしろも大きい二人が職人として更なる成長できるように2022年も精一杯駆け抜けたいと思います(^^)/ |
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