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牟田鉄工有限会社
 
 
 
 
 
 
2021/10/10

モーター軸(ヘリカルギア)修理⑥モーター軸の修理の前に恒温乾燥機のモーターを修理する事に(笑)

焼き嵌めするゾ!!!
 
と意気込んで電源を入れた恒温乾燥器。
 
ですが、起動と同時に異常音がしたので即停止&急遽分解した所、モーターのベアリングケースがガタガタになっていました(^^;)
 
 
分解したモーターのベアリングが入る部分の内径がガタガタに。。
修復加工を行います!
 
 
旋盤にモーターケースをセット。
内径を大きくして行きます。
 
内径を旋盤で大きく広げて行くのですが、どこまで大きくするかはケースの残り肉厚とのバランスを見ながら決めます。
 
 
内径がキレイな丸で大きく広がりました。
 
このままでは当然使えないので、この内径に動かないようスリーブをはめ込み、その後ベアリングの外径に合わせて旋盤でそのスリーブの内径を仕上げ加工します。
 
 
新品のベアリング2個。
モーターのベアリングは前と後ろを同時に取り替えます。 
 
 
モーターケース修復待ちの恒温乾燥器のモーター軸(一番下)。
その上に今回修理するヘリカルギアのモーター軸。
現物(上)と新品(中央)
 
モーター軸を修理する為に購入した恒温乾燥器。
 
その恒温乾燥器のモーターが傷んでいたのでそのモーターを先に修理する事になりました(笑)
 
 
無事にベアリングケースが修復完了してモーターを組み戻し。
見た目は変化なしですがバッチリ仕上がってます(^^)/ 
 
 
恒温乾燥器も元通りに組み戻し。
修理が成功したかは電源を入れた瞬間に判明します。 
 
 
次は試運転です!どうなるでしょうか??(^^)