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牟田鉄工有限会社
 
 
 
 
 
 
2019/7/9

ホワイトメタル(バビットメタル)補修④肉盛りの前加工

ホワイトメタル(バビットメタル)を補修する時の大事なポイントが解ったので、次は本体を肉盛り前加工します。
 
現物本体には、昔補修したと思われるホワイトメタルや、ゴミや、深いキズ、潤滑油のカスのようなものがまんべんなく付いている状態で、
 
肉盛する前にキレイに除去しておかないと補修時に不純物として出てきます。
 
そこでマシニングで加工除去することにしました。
 
マシニングにて段取り。ダイアルゲージで各部の通りをチェック。 
 
よし!準備完了!削りましょう!
 
 
 
 
・ ・ ・ ・ あれ?
 
 
 
 
内径加工用のバイトがめちゃくちゃ重たいゾ。。。。
 
 
今回の加工はΦ480、高さ300Hもあるのでそれを削る為の工具もかなりの重量に。
 
マシニングの工具最大チャッキング重量が20kgまでで、今回の工具はそれを余裕で超える重さになったのでマシニングでの加工を諦めました。
 
「よし、ボーリング(横中ぐり盤)でいこう!」
 
となり、段取りする為の治具等を大急ぎで作り、ボーリングにセッティングしました。
 
 
ボーリングに段取りした所。バイトがめちゃくちゃ重たいです(^o^;)
 
ボーリングでの加工中。慎重に削ります。 
 
汚れている所がキレイに取れるまで削ります。 
 
 
ボーリング加工終了後はいよいよ「ホワイトメタルの肉盛り・盛り替え」です(^^)/